広告費以上の広告効果

AKB48の峯岸みなみを使ったメディアミックス広告がすごい!

9月に入ってから、広告とは証さず、誰かが作ったものがネットに上がったかのごとく2ちゃんねる等で話題になって、そのあとテレビや新聞でも意味のわからないジャックが始まっていた。

ちなみにジャックは知っている限りで以下の通り。

  • 2ちゃんねるでのコラージュ画像:22th Single「フライングゲット
    」のパッケージがすべて峯岸みなみの顔になっていると話題に。
  • 週刊AKBのエンディング:峯岸みなみのエンディングジャック
  • スポーツ誌の記事に:スポーツ誌でネットで話題にみたいに。
  • 発表後のFLASHのAKB48の雑誌広告がすべて峯岸みなみになっている。(顔だけでなく、記事見出しも)

画像が話題になったときは、2ちゃねるでは、うまいコラージュだとか、峯岸みなみが卒業だとかの話題で盛り上がっていたが、9月6日の発表でカスペルスキーが発売を予定している、「カスペルスキー 2012 Multi Platform Security」のプロモーションの一貫だった。
(カスペルスキーっていつの間にジャストシステム社からの販売じゃなくなったの?)

製品発表会では、峯岸みなみが、個人の楽しみとしてコラージュした画像などが流出したという設定で、お詫びの記者会見とするところまで手が込んでいる。

でもこのプロモーションは、発表前に誰かの作ったものかのごとく2ちゃんねるやTwitterで広め(発表時期は途中でバレていたが)、AKB48のファン、特に峯岸みなみのファンをを取り込み話題にし盛り上げる。
あれよあれよとネット上に広まり、話題と装ってスポーツ誌に記事の振りをした広告を掲載。スポーツ誌への掲載でAKB48に興味があろうがなかろうが読者にアホなことが起きていることを刷り込む。
そして最終的には、峯岸みなみが個人で楽しんで作ったファイルを流出させたとして、峯岸みなみの謝罪会見という名の製品発表会見を行う。
その内容が、Yahooニュースやワイドショーで取り上げられ、刷り込まれていた人には、「あれか!」という具合で今度は製品名が刷り込まれる。
ネットから始まり、テレビ、新聞、雑誌とメディアミックス広告をすることにより、いい印象でも悪い印象でも製品名を植え付けることができ、また今までの内容が製品のプロモーションだったとしてネット峯岸みなみの名前と製品名が広まる。
AKB48、峯岸みなみを使っているので広告費はそれなりの金額にはなっているだろうが、2ちゃんねるやTwitterなどでは、製品名がいわば一人歩きをして広告となっていく。
認知広告としてはかなり破格な広告になっていると思う。

(こうブログのネタにしている時点で一人歩き広告を打っているのと同じになっているはず。)

テレビCMやネットを使った広告、SEOをする以上の効果が見込めるはず。
これもいい意味でも悪い意味でもAKB48が話題になっているからできる広告だと思った。

このネタでアクセスが上がる恩恵があるかな?
狙えているかどうかはわからないが、「峯岸みなみ」という言葉を14個記載してみたので、峯岸みなみで上位表示されるかな?