5年目で憧れのマシーンに!
今週の日曜日(9月11日)に、BMW Motorrad SHONANが主催する「箱根大観山試乗会」に参加してきました。
まず、BMWに憧れた理由
BMWに憧れたのは、5年前にまだ大型の免許を持っていなく、中型免許+CB400SuperFour VersionRに乗り、今は休刊になってしまった「ツーリングGoGo」という雑誌のイベントに参加した時に虜になってしまった。そのイベントは「BMW Motorrad Bikersmeeting2006 in HAKUBA」の1ブースとして開催され、イベントに参加しつつ会場を回って歩いた。会場には、当たり前だがBMW&ユーザーがほとんど。試乗会もあったのだが、中型免許では試乗はできず、ディスプレー車に跨がるだけ。試乗は諦めヒルクライムや試乗会の風景を見ていると段々と興味が沸き、帰る頃には憧れに変わっていた。
これがBMWに憧れたきっかけ。
試乗会会場へ出発
当日、試乗会は8時からの予定だったので、5時半起床、6時出発で、西湘バイパス〜真鶴〜湯河原〜湯河原で朝マック〜ツバキロード〜大歓山へ行く予定で計画をしていたが・・・結局、目が覚めたのは、6時半!
慌てて飛び起き、準備をし出発をしたのが7時。当初の予定を変更し西湘バイパス〜箱根新道で大歓山へ。(箱根新道が無料になってよかった。)
途中、ウェット路面と霧雨があったが、コース変更&朝マックも諦めたかいがあり、8時15分には到着。
天候が怪しく、受付が8時半からだったのでなんとか間に合った。
BMW K1300S
まず最初に試乗したのは、 K1300S 。
BMWのカタログで見ると、Sportsカテゴリーに位置するマシーン。
試乗車は、オレンジと黒の2種類あったが、迷わずオレンジをチョイス。
乗車してみると、さすがにSportsカテゴリーだけあって、第一印象は前傾姿勢がちょっと厳しい。
試乗は、先導車が付き4〜6台を1グループで、大観山〜(ツバキライン)〜箱根新道:箱根大観山〜箱根峠〜箱根ターンパイク〜大歓山の総距離12〜15Kmのコースを走行。
走り出しは、下り坂のワインディングを低速で走行。やはり前傾姿勢のポジションは、きつい。しかしスピードが乗ってくるとポジションも楽になってきて、ターンパイクでは、高速カーブで自分が思っている以上に深く倒してカーブを走れた。最初の跨がったイメージからは想像もできないくらい乗りやすいマシーンだった。
ハンドルポジションがもう少し高ければSportsではなくTourなんだろなぁ。
BMW R1200R
2台目は、R1200R、別名ロードスターに試乗。
R1200Rを含め、型式の頭に"R"の着く、Rシリーズは、「BMWといえば」ってくらいお馴染みのエンジン、ボクサーツインエンジンを積んだシリーズ。
自分にとっては人生初のBMWでもあり、人生初のボクサーエンジン。
R1200Rはカタログ上では、Urbanカテゴリーで、跨がった印象は、足付きも良く、ポジション的にもは乗りやすく、車体も軽かった。
走行開始になるので、セルを回し、エンジンを駆けると、ボクサーの洗礼を受けた。
ボクサーエンジンは、水平にエンジンヘッドが剥き出しになっているのだが、エンジンを駆けアクセルを吹かすと、ピストンの動きとともに、車体が右側に持っていかれる。何故、右に持っていかれるか考えたが、ピストンが水平に動き、そして駆動はシャフトドライブなので、重心が気持ち右より。だから右に持っていかれると。(間違ってたら教えてください。)
自分が思っていない方向に動いたのでかなり驚いた。操作系では、ウインカースイッチが左右にあり、キャンセルボタンが別にあったことも驚いた。
同じコースを試乗したが、バイクの乗り心地としては、乗りやすい普通のバイクだが、シフトダウン時には、ボクサーの影響を受けて右に持っていかれる感があるが、ツーリング等の長距離向きのマシーンだった。
BMW S1000RR
3台目は、S1000RRに試乗。
15年くらい前にホンダの試乗会で乗って以来の久々のレーサーレプリカ。
跨がった時点から、乗りずらって言葉が出るくらい、前傾姿勢で乗ったのはいいが、戻ってこれるかなって思ったくらいだった。
乗り始めは、またがった時と同じで乗りずらく、どうやって走らせばいいか考えながら走っていたが、距離が進み、スピードが乗ってくると、意外にも前傾姿勢がきつく感じなくなってきた。
ターンパイクに入ると、スピードを出してコーナーをクリアしていくが、これがまたどこで覚えた訳でもないのに、進入時にシートからケツをずらして、気持ちハングオン気味で突っ込んでいける程、倒せる安心感があった。
これは、サーキットで乗って試してみたいと思った。(腕は無いけど・・・)
BMW F800Rクリス・ファイファー・エディション
最後に乗ったのは BMW F800Rクリス・ファイファー・エディション。
F800Rもカタログ上ではUrbanカテゴリーに属している、Twin車。
そのF800Rの特別仕様車で、スタント・ライディングで世界チャンピオンやヨーロッパ・チャンピオンに4度も輝いたクリス・ファイファーの成功を記念して作られたマシーン。このマシーンには、オプションのマフラーが入っていたりした。(ステアリングダンパーもオプションなのだろうか?)
ちなみに、クリス・ファイファーのスタントはこんな感じ。
乗った感じは、Twinの心地良いサウンドと取り回しも軽く、乗りやすい一台ではあったが、800ccということもあり、パワー感に欠けて、物足りなさがあった。
これで、K(直列4気筒)、R(ボクサーツイン)、S(並列4気筒)、F(並列2気筒)のBMWのエンジンラインナップの全てに乗ることができた。
残念だったのは、EnduroカテゴリーのGS、TourカテゴリーのRTに跨ぐだけで乗れなかったことかな。
TOYO TIREビューラウンジをあとに
そしてやっと朝ごはん。 ビューラウンジで売っていた峠のカレーパン。
味は、辛くもなく、甘くもなく食べやすく美味しいかった。
朝ごはんも食べ終わり、自宅に向かって出発。
帰りは、箱根新道で帰ろうと思ったが、天気があまり良くなさそうだったので、ツバキロード経由に変更。
ビューラウンジをスタートして、ツバキロードを下り始めると、走りに違和感が・・・足廻りがフニャフニャ感じる。
行きはなんとも思っていなかったが、特性の違うマシーンに乗ったのでそう感じたのかもしれない。試乗車で乗っていたBMWは、アウトバーンも走るマシーンなのでかなり固めのセッティングがされている足だったのか、それとも乗って行ったCB1300STのつるしのセッティングがフニャフニャだったのかは、わからないが下るには少し怖かったが、時間が経つに連れて慣れていった。
ツバキロードでは、途中、事故の現場検証に遭遇したり、対向からきた交番のお巡りさんがワインディングをせめて上がってきて、すれ違う際にお互いに驚いたくらいで、無事下ることができた。でもツバキロードは、やはり下りではなく上りがいいと思った。
ツバキロードを下ったあと、真鶴ブルーラインを使って帰り、途中の根府川で、いつも気になっていた「薯蕷(じょうよう)まんじゅう 伊豆のうさぎ」を買って帰った。
伊豆のうさぎの店舗で店員さんに「冷やして食べるとおいしい」といわれ、冷媒をつけてくれて家に帰って冷蔵庫で冷やしておやつに食べました。
味は、甘さ控えめでさっぱりとしたあじだった。
そんなこんなで、途中、あぶない部分もあったが、西湘バイパスに乗って無事自宅に帰宅。
寝坊からはじまったツーリングだったが、有意義な1日だった。
次回はツーリングは、BMW Motorrad SHONANが主催している、69ツーリング(6時〜9時のツーリング)に参加させていただくけることになったので、いってきます。